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不正出血・生理のお悩みbleeding-period

01. 不正出血

不正出血について

お腹を両手で押さえる女性の様子

生理以外のタイミングで性器から出血することを「不正出血」と呼びます。これは「生理不順」や「おりもの異常」と並んで、よく見られる症状のひとつです。

鮮やかな赤い出血(鮮血)だけでなく、茶色っぽい出血や、下着に少しつく程度のごく少量の出血、2週間以上続く月経なども不正出血にあたります。

「大したことない」と自己判断せず、不正出血はすべて「体からのサイン」と受け止め、出血中でも早めに婦人科を受診しましょう。出血の時期や量、あわせて見られる症状などをもとに、原因を調べていきます。

不正出血の種類

不正出血にはいくつかの原因があります。

子宮や腟の病気、ホルモンバランスの乱れ、妊娠に関するトラブルなど、さまざまな要因で起こります。出血のタイミングや症状に応じて、次のような分類があります。

不正出血の種類

  • 器質性出血
    → 子宮筋腫や子宮がん、子宮内膜症など、子宮や腟の病気によって起こる出血です。早期発見・治療が必要なケースもあるため、しっかり検査を受けましょう。
  • 機能性出血
    → ホルモンバランスの乱れによって起こる出血です。無排卵やストレス、加齢などが原因となることもあります。排卵や月経のリズムに関係することが多く、継続的なケアが大切です。
  • 中間期出血
    → 排卵の時期(生理と生理の間)に少量の出血がある場合です。痛みがなければ心配のないことも多いですが、4日以上続く場合は受診をおすすめします。
  • 妊娠に関する出血
    → 妊娠初期に出血が見られることがあります。妊娠の継続や胎児に影響する可能性もあるため、妊娠の可能性がある方は、出血があればすぐに婦人科へご相談ください。

02. 生理のお悩み

生理日を記したカレンダーとピルのシート

女性の健康状態を知るうえで、月経のリズムや痛みの有無はとても大切な指標です。月経の周期や量、期間に乱れがある「生理不順」、月経中に強い痛みがある「生理痛(月経困難症)」は、放置せず早めに医療機関で相談することが大切です。

生理不順とは

頭を抱える女性とハート印のあるカレンダー

月経の開始日から次の月経開始日までの周期は、通常25〜38日程度とされ、周期が一定しない、または2カ月以上来ない場合は「月経異常」に該当します。また、月経の期間が3〜7日より大きくずれたり、経血の量が多すぎたり少なすぎたりすることも異常のサインです。

こうした月経異常は、ホルモンバランスの乱れや過度なストレス、無理なダイエット、あるいは子宮や卵巣の疾患などが原因となることがあります。妊娠・出産への影響が出る可能性もあるため、違和感がある場合は早めに婦人科を受診しましょう。

正しい月経を知る(正常な月経の目安)

  • 月経期間:3〜7日間
  • 経血量:20〜140ml程度
  • 初経の時期:10〜14歳ごろ
  • 閉経の時期:48〜54歳ごろ

月経は、女性の健康状態を知る大切なバロメーターです。まず、自分の月経周期を把握することが大切です。月経周期とは、月経が始まった日から次の月経が始まる前日までの日数のことで、通常は25〜38日の間に収まります。

月経の量が多すぎたり少なすぎたりする「月経量異常」や、周期が極端に短かったり長かったりする「月経期間の異常」は、子宮や卵巣の病気のサインかもしれません。 ストレスやホルモンバランスの乱れも影響するため、少しでも不安があれば早めに婦人科へ相談しましょう。

生理痛について

生理痛(月経困難症)とは、生理の時に起こる強い痛みや体調不良のことを指します。原因がはっきりしている「器質性月経困難症」と、特に病気がないのに痛みが強く出る「機能性月経困難症」の2つのタイプがあります。

主な症状としては、下腹部の痛みや腰のだるさ、頭痛、吐き気、食欲が出ない、気分が落ち込むなど、体だけでなく心にも影響が出やすいのが特徴です。

治療には、痛みの元になる物質をおさえる鎮痛薬や、子宮の緊張をゆるめる鎮痙薬(ちんけいやく)、漢方薬などが使われます。また、ホルモンバランスを整える薬(黄体ホルモンや、卵胞ホルモンと合わせたもの)を使う「ホルモン療法」も、症状や体質に応じて選ばれます。

器質性月経困難症について

子宮や卵巣の病気が原因で起こる生理痛のことを「器質性月経困難症」といいます。原因として多いのは子宮筋腫や子宮内膜症ですが、まれに性感染症や子宮の形の異常が隠れていることもあります。

「痛みで日常生活に支障が出る」「市販の鎮痛薬が効かない」など、つらい症状がある場合は、我慢せずに早めに婦人科を受診しましょう。

生理前トラブル(月経前症候群)について

月経前7日~前日にかけて起こる症状です。痛みがでる、下半身が重くなるなどの身体症状の他に、イライラする、落ち込みやすくなる等の精神症状もあります。

ホルモンバランス異常が主な原因ですが、生活の乱れ、ストレスからも発症します。

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